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IBM Xseries Server 306m シンプルスワップモデル

         

インストールメモ
IBMの直販で売ってる。電話で聞いたら生産が12月までなのでその後は在庫
だけですよということだった。
1台13万切るくらいで2GBメモリ RAIDだし1U DELLとかはRAID構成にしてな
いけどそんなに変わらないぐらいだったので選択。

性能緒源
型番 8849-PAQ
Pentium4 3.0Ghz
SATA 74GB HDD *2 RAID1
インストールメディア
CentOS 4.4 X86-64

これが曲者だった。というのもRHEL用のドライバーは用意されているがCentOS
入れようったってそうは問屋が卸さない。で入れかた。
RedHatを入れるのであればIBMのマニュアルどおりにすればいいと思う。日本語
マニュアルがあった。

通常の作成のディスクを利用するとそのまま入るのだがRAID-1構成にはならな
いのでデバイスドライバーの作成が必要

事前準備 ハード側で制御を変更する。
BIOSの設定
+Advanced I/O
+SATA Controller Mode Option: Enhanced
+SATA RAID: Enhanced

ちなみにホットスワップモデルもありそっちはadhpciというドライバを利用するのだが
実はシンプルスワップモデルでもこれで入ってしまう。
ただRAID構成にならないのでインストール時は普通に入るがなんか機能を利用して
いないのでもったいない。
adpacpiというドライバーがいる。 RHEL4以降のモデルでは標準でRAIDを構築しな
いのであればそのままのモデルでもインストールは可能であった。
正し、上記のBIOSレベルでONにしているとエラーになったり若干不安定な設定も
あるので切っておいて別に使いたいときはそのほうが良いと思われた。

注:コントローラが異なるらしい。そのためRAIDコントローラをつけたりしていると
aacraidとか言うドライバが別に必要になるとのこと。

準備
オンボードでIBM ServerRAID-8e用のデバイスドライバーが提供されているがオン
ラインでGETしておく。

これで検索
http://www.google.co.jp/search?hl=ja&q=IBM+ServeRAID-8e+SATA+II+simple-swap+drivers+for+Red+Hat&lr=

出てきた結果。 もしかしたら直リンはだめかも。
http://www-304.ibm.com/jct01004c/systems/support/supportsite.wss/docdisplay?lndocid=MIGR-62459&brandind=5000020
http://www-304.ibm.com/jct01004c/systems/support/supportsite.wss/docdisplay?lndocid=MIGR-63041&brandind=5000020

686だと
http://www-304.ibm.com/jct01004c/systems/support/supportsite.wss/docdisplay?lndocid=MIGR-61878&brandind=5000008

IBMは国内サイトだとFTP経由しかなかったので本社(?)から落とす。

LINUXでFDが使えるものが必要
ibm_dd_adpahci_1.2.5570_rhel4qu4_x86-64.img

FDの準備
mkdosfs /dev/fd0

imgファイルの展開
dd if=./ibm_dd_adpahci_1.2.5570_rhel4qu4_x86-64.img of=/dev/fd0

マウントして確認する。
mount -t vfat /dev/fd0 /mnt/

ls -la /mnt

drwxr-xr-x 2 root root 7168 1? 1 1970 .
drwxr-xr-x 23 root root 4096 1? 13 16:25 ..
-rwxr-xr-x 1 root root 52 8? 18 15:57 modinfo
-rwxr-xr-x 1 root root 484961 8? 18 15:57 modules.cgz
-rwxr-xr-x 1 root root 0 8? 18 15:57 modules.dep
-rwxr-xr-x 1 root root 117 8? 18 15:57 pcitable
-rwxr-xr-x 1 root root 27 8? 18 15:57 rhdd

ドライバーが仮にあったとしてもカーネルのバージョン等が異なればそれは適用
できない。そのため確認が必要。REDHATのバージョンは以下の通りであった。
RedHat EnterprizeLinux 4 UPDATEなし 2.6.9-5
RedHat EnterprizeLinux 4 UPDATE4 2.6.9-42

  • U1: 2.6.9-11.EL
  • U2: 2.6.9-22.EL
  • U3: 2.6.9-34.EL
  • U4: 2.6.9-42.EL


    ちなみにCentOS4.4 X86_64は以下であった。2.6.9-42
    CDのDisk2に入っている。カーネルRPMより推測 おそらくこのあたりは予想なの
    だけどREDHATとCENTOSは近似値と捕らえてこれを適用

    ドライバーイメージを展開しカーネルバージョンとマッチしているか確認する。
    gzip -dc ./modules.cgz >/tmp/modules.cpio
    cpio -itv 表示は以下の通り
    drwxr-xr-x 4 root root 0 Aug 19 07:57 .
    drwxr-xr-x 3 root root 0 Aug 19 07:56 2.6.9-42.EL
    drwxr-xr-x 2 root root 0 Aug 19 07:56 2.6.9-42.EL/x86_64
    -rw-r--r-- 1 root root 671146 Aug 19 07:56 2.6.9-42.EL/x86_64/adpahci.ko
    drwxr-xr-x 3 root root 0 Aug 19 07:57 2.6.9-42.ELsmp
    drwxr-xr-x 2 root root 0 Aug 19 07:57 2.6.9-42.ELsmp/x86_64
    -rw-r--r-- 1 root root 663135 Aug 19 07:57 2.6.9-42.ELsmp/x86_64/adpahci.ko

    /mnt/* CDROMに移動して焼き付けた。

    実作業
    CentOSのインストール

    linux DDで起動
     さきほど焼き付けたドライバーディスクを挿入し他にドライバあるかいときてエラーが
     出なければOK

    driverdisk.JPG
    これでほかのドライバーが要求されればOK

    RAID-1と認識しディスクがsdaで一個だけなら成功。

    以下のドライバーはホットスワップモデルなのでいくらやってもしシングルドライブと
    してしか認識しない。
    ibm_dd_hradpxx_1.2.5922_rhel4なんとか
    adptecから直接ダウンロードした場合は
    adp94xx.rhel4qu4.x86_64.imgになるが これはホットスワップモデル用。

    参考元
    http://www.centos.org/modules/newbb/viewtopic.php?topic_id=5448
    先陣の方 でもホットスワップモデル。モデルの違い見てなくて遠回りしてしまった。
    http://blogs.atanaka.biz/tanaka/index.php?query=IBM&amount=0&blogid=2

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    2007年01月13日 16:49に投稿されたエントリーのページです。

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