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磯崎新の「都庁」―戦後日本最大のコンペ

         

この本は文句なしに面白いと思う。

なんとなく本屋で見るたびに、あー早く読みたいなぁとおもいつつも今ある本を
整理してから読み直そうと伸ばしていた本である。

そんな期待もあるなかで、期待を裏切らない面白いタッチでの軽快に進んでいく
物語は非常に面白いです。

ある程度、脚色しているのはあると思うけど、そういうの考えてもすらっと読み
こなせます。
建築のコンペなんて出来レース何だよと言う中で、規定に反して、これだという
コンセプトを読み解く前衛的な姿勢にはあらためて、これがすごいといわれるゆ
えんなんだなぁとは思いました。

少なくとも、都庁は、どうして立てられたのかっていうのは考えさせられるけど
その裏にある事情みたいなのものは見逃せないと思う。

都民でなくても。
同じ著者の、光の教会に関した本もちょっと惹かれます。

磯崎新の「都庁」―戦後日本最大のコンペ
磯崎新の「都庁」―戦後日本最大のコンペ平松 剛

おすすめ平均
stars表紙の柔らかさと内容の刺々しさのギャップがたまらない怪作
stars丹下あっての磯崎新。その図式が(古いと言われようと)読み物として面白い!
stars知られざる過去と事件と人脈へ
stars権力者とアナーキスト
stars新宿の都庁を通していろんなことがわかる本

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2008年11月16日 20:03に投稿されたエントリーのページです。

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