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高城剛 サバイバル地球旅行術 (アドベンチャーブックス)

         

高城剛 サバイバル地球旅行術 (アドベンチャーブックス)

著者の体験を通じて語られる旅行手法に関して記載。電子版が100円だったのでさらっと
読んでみたけど、なかなか共感できるところが多くて引き込まれた。

高城剛 サバイバル地球旅行術 (アドベンチャーブックス)
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読んでて思ったのが、地球の歩き方世代かと思うと、自分と共感できる部分が多かった。
ただ、地球の歩き方に賛同できない部分とか負の部分などもあって自分は一切使わない
ようにしてるから反目もある。
そんな中で

"
「日本の旅行ガイドの問題点の一つとして情報の総合デパートであることが指摘できます。
あらゆる商品が広く浅く揃えられているためにとりたててほしいものが見つからない百貨店
に似ています。」
"

これは、結局中流の名のもとに分別ができずそのままになった出版社の表れではないかとは
思うのだ。だから間違ってはいないし、当時と同じかといわれればそれは20年の歳月を得て
数年ごとにでる書籍は変わっていくものじゃないかなぁと思っている。
もはやネットに取って代わられる部分もあるし、ロンプラだって広範囲化をしていると思う。


「世界は常に動いています。20年前から変わらないコースを提案する旅行ガイドを捨てて、
自分で旅のスタイルを築かなければならない時代にすでに私たちはいるということです」

これは、本とネットとの論争とも似ているけれど、ある程度は旅行ガイドの提案する旅も残ると
思う。その中で著者の持論としての旅行スタイルは確かに広がりつつあるのだと感じられた。

まとめに

やりたいことは、初めは抽象的でもいい。そして、それはそこに行かなければできないこと
であることが重要です。
<中略>
そこでしかできないこと をいくつ持っているか、それが今のあなたの旅のレベルを表して
いるのです。

最後にトラベルグッズの紹介。

意外だったのが
コナカのシャワークリーンスーツ
 確かにこれの利便性はあるよなぁと思っていたけれど旅行のジャケットとは盲点だった。
いままではお金の関係で、旅行中は自炊に近いことしていて、レストランとかに行くことが
なかったけれど、やっぱり食事も楽しみたいなぁという時にジャケットが必要になることを
考えていた。そこでこういうのは便利だと思えた。試してみよう。

ソーラー充電器
 バイオレッタ
ソーラ充電器は完全に時代が違うような気がした。いまやAC電源がない国のほうが多い
のだから大容量バッテリのほうが効率性がいいのではないかと思う。(5000mahで2000円
とかの時代なので)
これはスタイルの違いなのかもしれないけど。キャンプばっかりだったら必要か。でもこの
デジタル装備なのにキャンプメインはきつい気もするし著者はどっちなんだろう。難しい。
特にバイオレッタはフル充電まで14時間もかかるそんなに炎天下で出せることは少ない気
がするのだ。

モバイルプリンター
 ペンタックスポケットブック30i

モバイルプリンターは必要なことがあるので、これは納得だ。日本にいるとネットプリントが
コンビニでできるし利便性を感じることがないけど、海外予約の航空券発券なら必要になる
気がする。でもこれその
うちタブレットでバーコード見せるだけの時代が先に来るんじゃないかと期待したい。

ものの詰め方とかは人柄が出るので面白いので一読をお勧めしたい。
本書が描かれたのは結婚された時なようで歴史を感じました。(妻への感謝とか)

これからも頑張ってほしいです。

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2013年08月25日 18:51に投稿されたエントリーのページです。

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