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プランB

         

プランB

プランBとは、最初に立てた以外の代替案をさす。銀行強盗のプランBなら、ともかく脱出のよく
ない事例なのかもしれないが、ビジネスでは違うと解く。そもそも、一つの新製品ができるまで
に、58ものアイディアが必要だ。そこで、本書は、新たにつくることではなく、いまあるものを改善
することによる効果を20社の事例を通して説明している。

プランB 破壊的イノベーションの戦略
プランB 破壊的イノベーションの戦略ジョン・マリンズ ランディ・コミサー 山形 浩生

文藝春秋 2011-08-25
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代替案と言っても、難しいことを考えさせたり記載しているわけではなく、ベーシックな事柄を記載
している。でもそれがなかなかできないからこそジレンマに陥ったり考えたりしてしまうのかもしれ
ないと改めて考えさせられる内容だった。

意外な盲点だが、借りないという選択肢も重要だなど。ベンチャーキャピタルにべったり出ない
ところは面白いと思えた。そもそも早期にキャッシュフローを改善し戦略的にかんがえるところ
にもある。佳境はこのあたりかと思う。後半は応用へとかえて本書をまとめてあった。

第5章では、運営モデルを味方につける
第6章では、現金力をつけよう
第7章より。 調達する資金を減らす・・・冗談ではなく!

GOAIRなど、イギリスの事例などもあり、原則アメリカの事例は確かに多いが、中国やヨーロッパ
など幅広く集めており知見の広さを感じられた。最近ということもあり、NGOでの事例などもあり、
アメリカの大学教育でこれがあるとは、日本とはやはり差が開いていく一方だなぁとは思わずに
はいられない。

本書の主張
 成功するには、58の代替案が必要だ。つまりプランAでいかなかったからと言っても次がある。
むしろうまくいかない方が多いのだから改善をしていくのだとする。まさに、諦めずに道を見つける
この考え方は見直したいと思う。

筆者について
なんとほぼほぼベンチャーキャピタルではないかと思う。自ら事業に乗り出したりされている部分
もあるが、その経験から大学に入り経験を伝える。いいシステムだなぁと思う。

本書から
 意欲あふれる起業家には必ずプランAがある。実際、起業家と言う人たちは、レブチン同様に
プランAがうまくいくと思っている。彼らは自分が<フォーチュン>誌の表示を飾った時の様子
や、どうやってこのような最高の世界的ビジネスをつくりあげたのですか? と訊ねられたときの
コメントまで想像しているのだろう。不幸なことにたいてい予想は外れる。だが、真の男とガキの
違いは、そのプランAが失敗したときの行動にある。

ライアンエアーのビジネスモデルに関して
オリアリーは次のように自賛する。「それを最初に考案したのは私たちではないが・・他の誰より
もそれをうまくやっている。」

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2011年10月09日 21:09に投稿されたエントリーのページです。

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