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Mysql-clusterをバージョンアップ

         

バージョン情報

変更元
mysql-5.1.34 ndb-6.3.25

変更後
mysql-5.1.47 ndb-7.1.8

変更点
プロダクツが上がる。
(どちらかと言えばmysql-cluster-7.0の機能として)
データノードのマルチスレッド化
統計データのDB化 ちょっとだけオラクルっぽくなる NDBINFOデータベースの利用
スナップショットができるようになる。
mysql cluster manager が利用できるようになる(有料版)
ディスクアクセスの多重化 (多分使わない)
オンラインデータノード追加(多分使わない)
大量データ処理の向上
DistribuionAwareness(分散認識)の機能追加(パーティションプーリング)

おさらいから
構成
データノード 2台
マネージメントノード兼SQLノード 2台

現状
バージョン
MySQL-Cluster-gpl-client-6.3.25-0.rhel5.x86_64.rpm
MySQL-Cluster-gpl-debuginfo-6.3.25-0.rhel5.x86_64.rpm
MySQL-Cluster-gpl-devel-6.3.25-0.rhel5.x86_64.rpm
MySQL-Cluster-gpl-embedded-6.3.25-0.rhel5.x86_64.rpm
MySQL-Cluster-gpl-extra-6.3.25-0.rhel5.x86_64.rpm
MySQL-Cluster-gpl-management-6.3.25-0.rhel5.x86_64.rpm
MySQL-Cluster-gpl-server-6.3.25-0.rhel5.x86_64.rpm
MySQL-Cluster-gpl-shared-6.3.25-0.rhel5.x86_64.rpm
MySQL-Cluster-gpl-storage-6.3.25-0.rhel5.x86_64.rpm
MySQL-Cluster-gpl-test-6.3.25-0.rhel5.x86_64.rpm
MySQL-Cluster-gpl-tools-6.3.25-0.rhel5.x86_64.rpm

----
これにアップグレードする。

MySQL-Cluster-gpl-client-7.1.8-1.rhel5.x86_64.rpm
MySQL-Cluster-gpl-clusterj-7.1.8-1.rhel5.x86_64.rpm
MySQL-Cluster-gpl-devel-7.1.8-1.rhel5.x86_64.rpm
MySQL-Cluster-gpl-management-7.1.8-1.rhel5.x86_64.rpm
MySQL-Cluster-gpl-server-7.1.8-1.rhel5.x86_64.rpm
MySQL-Cluster-gpl-shared-7.1.8-1.rhel5.x86_64.rpm
MySQL-Cluster-gpl-storage-7.1.8-1.rhel5.x86_64.rpm
MySQL-Cluster-gpl-tools-7.1.8-1.rhel5.x86_64.rpm


処理概要
アップグレードタスクによれば、バージョンを超えてしまうが、できなくはない。ただし
新機能の一部が見えなかったりしたので、アップグレードのち初期化を実施して、再デー
タの投入を行うようにする。

今回の作業の目的
 NDBINFOなどの監視ツール強化にともなう設置 および監視
 バグFIX
NDBMTDによる高速化
 SQLノードの追加措置による、サーバ停止の回避を上げる。

導入方法

         

DUMPする。

mysqldump -u root -x --all-databases >databasebackup.sql

全台を思い切って停止

ndb_mgm -e shutdown

ファイル削除
バックアップを取ってから

rm -rf /var/lib/mysql-cluster/XXXX

mysql 以外を削除する。

パッケージの導入

NDB_MGM
RPM -Uvh -> management,tools,extra

NDBMTD
RPM -Uvh -> storage,tools

MYSQLD
RPM -Uvh -> server,client,tools

インストールを完了させる。

これから、定義ファイルを置き換える
/var/lib/mysql-cluster/config.ini
/etc/my.cnf

起動定義ファイル

ndbd -> ndbmtd になるので置き換え
 サイトからの定義ファイルにおいておく。

以下の順に起動

今回から、ndb_mgmにおいて一部変更が入ったので修正のため
イニシャルを実施します。

起動順

ndb_mgmd
ndbmtd
ndb_mgm -e "3 start"
ndb_mgm -e "4 start"
mysqld

をスタートする。
設定完了

ndb_mgm -e show
にて設定を確認する。

起動を確認後、データを流す。

mysql -u root -p < backupdate.sql

----
Configはいっぺんに作れるここが便利でした
 http://www.severalnines.com/config/

メールアドレスで登録する形なので、自己責任で利用して下さい。

ドキュメントはここから
 http://www.severalnines.com/config3/documentation.php

----

When you receive the mysqlcluster.tgz file..
you should copy it to a front end node that has root access to the hosts (or is part) of your cluster.

----
との、ことでしたので、設定情報を入れて、メールで来るのを待ちます。

ただ、自分は、この手順通りではなく、設定ファイルを適宜コピーして
利用する形にしました。

細かい設定に関しては、別の機会に。

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2010年11月18日 15:27に投稿されたエントリーのページです。

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