« 職場スイッチ―ひとりでもできる会社の空気の入れ換え方 | メイン | Grid Evening RACを導入する際の注意点解説 »

インターコネクト障害とは(oracle)

         

オラクルRACにおけるインターコネクト障害に関して メモ書き

オラクルのバックグラウンドネットワークは、以下の処理を行っている

キャッシュフュージョン管理
 この処理は、更新されたデータや構成管理情報をネットワークを通してやりとりを実施
している。
ここで特にデータの管理において、ブロック単位でデータを授受している関係から
ブロックが送受信できない場合、データの欠損に至ってしまうため障害検知が最もシビア
であり、かつ負荷(ワークロード)管理がすぐ活動する事がわかった。

ハートビート管理(VoteingDisk管理)
 スピリットブレイン(どちらが親になり管理するかわからなくなる状態)の管理のために
VoteingDiskを利用して、上位サーバのとり決めを実施している。
ここで、VoteingDiskは1秒単位での管理を実施しているため、障害検知がもっとも高速で
あるため、こちらのネットワークに障害が発生した場合クラスター管理構成が安全のため
上位サーバを選出し下位サーバをダウンさせることがわかった

うちの場合は、ハートビート管理もこのネットワークを通して行っている。

そのため、このネットワークがダウンした場合、最も大きな障害が発生する可能性が最短で
あるため、このキャッシュフュージョン用のスイッチを落とすと大きな障害になるようだ。

         

トラックバック

このエントリーのトラックバックURL:
http://www.ostl.net/blog/mt-tb.cgi/495

コメントを投稿

(いままで、ここでコメントしたことがないときは、コメントを表示する前にこのブログのオーナーの承認が必要になることがあります。承認されるまではコメントは表示されません。そのときはしばらく待ってください。)

About

2009年10月26日 23:18に投稿されたエントリーのページです。

ひとつ前の投稿は「職場スイッチ―ひとりでもできる会社の空気の入れ換え方」です。

次の投稿は「Grid Evening RACを導入する際の注意点解説」です。

他にも多くのエントリーがあります。メインページアーカイブページも見てください。

Powered by
MT3系